前回の記事では、FXで使える主なテクニカル指標としていくつかの指標を紹介しましたが、それぞれのテクニカル指標を詳しく解説すると1つのテクニカル指標で1記事を費やすくらいのボリュームがあります。

そのため、前回の記事ではあくまでもFXで使えるテクニカル指標の紹介として、私が今までFXで使ってきた指標を簡単に紹介しただけになります。
ただ、FX初心者にとっては、FXで使えるテクニカル指標は分かったものの、実際にどうやって使えば良いのか?が分からないという場合があると思いますので、今回の記事からは前回の記事で紹介した各テクニカル指標について詳しく解説していきます。
移動平均線について
前回の記事で紹介したテクニカル指標の中で、まずはテクニカル指標の基礎とも言える移動平均線について解説していきますね。
移動平均線はFXの基本
この移動平均線は、数あるFXのテクニカル指標の中でも基本中の基本とも言える指標となっており、この移動平均線を使っている人はかなりいると思います。
もっとも、この移動平均線は、日々ジグザグに動いている為替相場の動きをより滑らかにして見やすいように表示してくれるため、短期・中期・長期の各期間において為替相場の動きを視覚的にとらえる事が可能となっています。
また、この移動平均線の動きをみる事によって、現在の該当通貨のトレンドの方向やその強さをみる事が出来るため、FX初心者にとっても扱いやすいテクニカル指標となっています。
基本的な移動平均線の使い方
ここでは、基本的な移動平均線の使い方について解説していきます。この移動平均線ですが、為替チャート上に1本のみの表示ではトレンドの方向やその強さを見ることは出来ても肝心のトレードポイントを掴む事が難しいため、基本的には為替チャート上に2本以上の表示させて使う事になります。
ちなみに、この移動平均線には
●単純移動平均線(SMA)
●加重移動平均線(WMA)
●指数移動平均線(EMA)
など、その計算方法によっていくつかの種類がありますが、基本的には基本は単純移動平均線や指数移動平均線を使う事になるかと思います。
移動平均線を使ったエントリーのポイント
FXで移動平均線を使う場合においては、どのタイミングでエントリーしたら良いのか?がとても重要になってきます。
もっとも、これは移動平均線だけではなくどのテクニカル指標にも言える事ですが、このエントリーポイントを間違ってしまうと、FXで利益を出すどころか損失を出してしまう可能性が高くなるため注意が必要です。
そして、この移動平均線でのエントリーポイントの見つけ方ですが、主に下記の方法があります。
●短期移動平均線が長期移動平均線を上から下に抜ける(クロスする)デッド・クロス
そこで、まずはゴールデン・クロスについて実際の為替チャートを参考にしながら解説します。下記のチャート画像では、赤丸箇所で短期移動平均線(水色)が長期移動平均線(黄色)を下から上にクロスしている事が分かります。
そして、その後為替レートが上昇している事が分かります。よって、このケースでは赤丸箇所で買いポジションを保有すればその後利益が増えていく事になります。

ちなみに、こちらのチャート画像では、赤丸箇所で短期移動平均線(水色)が長期移動平均線(黄色)を上から下にクロスしており、その後為替レートは一気に下落している事が分かります。よって、このケースでは赤丸箇所で売りポジションを保有すればその後利益が増えていく事になります。

移動平均線の弱点について
FXにおけるテクニカル指標の基本の移動平均線にも弱点があり、それは為替レートの変動に対して移動平均線の反応が遅れるため、結果タイムラグが発生する=シグナルの発生速度が遅いという点になります。
そのため、FXの分析で移動平均線を使う場合には、この移動平均線と一緒に他のテクニカル指標も使う事をお勧めします。
まとめ
FXにおいて、移動平均線での分析は基本中の基本になります。そして、この移動平均線を使う事によって現在の為替相場のトレンドを把握する事が出来ます。
ただ、移動平均線の場合、どうしてもタイムラグが発生してしまうため、私の経験上他のテクニカル指標と併用した方が良いです。




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