私は10年以上FXの世界で過ごしてきており、FXを始めた当初からさまざまなテクニカル指標を使ってトレードしてきました。もっとも、その中には使える指標や使えない指標がありましたが、これはあくまで個人的な見解というか相性の問題もあると思います。
そんな中、私が思うにFXにおけるテクニカル指標の中で、今回解説するMACDと以前の記事で解説したRSIはテクニカル指標の基本中の基本だと思っています。

そして、これらのテクニカル指標をうまく組み合わせて使えば、私の経験上FXで利益を出す事は十分可能であり、特にFX初心者には、まずはこれら3つのテクニカル指標を理解する事が重要だと考えています。
MACDについて
このMACDも先日のRSIと同様に英文の略語となっており、Moving Average Convergence / Divergence Trading Methodの略語になります。英文にするとかなり長くなっていますが、FXを行うにあたってはこの英文を覚える必要はないので、MACDと覚えておきましょう。
そして、このMACDですが、それぞれの英単語の訳は下記の通りです。
●Moving Average=移動平均線
●Convergence=収束
●Divergence Trading Method=相違取引方法
つまり、このMACDとは、簡単に言えば移動平均線を応用したテクニカル指標であり、移動平均収束拡散手法とも呼ばれています。
ちなみに、移動平均線とは直近○期間の平均値をチャート上に線(折れ線)で表したものになりますが、このMACDでは移動平均線よりも直近の動きを重視した指数平滑移動平均線(EMA)を2本(長期&短期)用いているため、移動平均線よりもトレードポイントの見極めが早く出来るというメリットがあります。
基本的なMACDの使い方
ここからは、基本的なMACDの使い方について、私の経験を元に解説していきます。このMACDを使いこなせれば、今後のFXがより面白くなると思います。
FXにおけるMACDの使い方
MACDの使い方ですが、先程解説した通り2本のEMAが0以下でゴールデンクロスすれば買いポジション保有の判断が可能になり、これとは逆に2本のEMAが0以上でデッドデンクロスすれば売りポジション保有の判断が可能です。


つまり、このMACDとは、2本のEMAが0以上または0以下(ここ重要)にてクロスしているのか?によってエントリーポイントを探るためのテクニカル指標になるのです。


※ 緑色ヒストグラム→MACD
※ 赤色線→シグナル
上記参考チャート内の赤丸箇所では2本のEMAがそれぞれ0以下でゴールデンクロスしている事が分かるとともに、その後為替レートが上昇している事も分かります。
また、参考チャート内青丸箇所では、2本のEMAが0以上でデッドクロスしている事が分かり、その後為替レートも下落している事が分かります。
MACDのサインも遅延気味に表れる
このMACDですが、先日解説したRSIと同様にある程度為替レートが動いた後でエントリーポイントのサインが出てくるため、私の経験上正直なところMACDを単体で使う事はほとんどありません。
確かに、MACDは移動平均線よりも直近の動きを重視していますが、実際にチャート上に表示させて見ると、案外それほど早くサインが出るという訳ではありません。そのため、MACD単体で使う事はあまりお勧めすることは出来ません。



まとめ
これはMACDだけに言えるという事ではなく、他のテクニカル指標にも言える事ですが、指標を単体で使うのではなく、複数組み合わせて使う事によってチャート上のダマシを軽減させる事が可能になり、その結果FXで利益を出す事が可能になります。
そのため、FX初心者の場合には移動平均線はもちろん、先日のRSIや今回のMACDなどのテクニカル指標を複数組み合わせて、チャートの動きを監視しながらその精度を高めていく事をお勧めします。




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